【印刷用レイアウト】

共通メニュー

アクションラーニングとは

ALキーワード さ

再定義(問題の再定義)

アクションラーニング(マーコードモデル)によるアクションラーニングのチームセッションでは、解決したいと考えている問題に関して疑問に思うことをチームメンバーが問いかけることで、問題の共有、理解を促し、問題をチーム全員で再構築していくことを問題の再定義(problem reframing)という。問題解決のためのチームセッションが1時間としたら、40分近く以上の時間をこの再定義プロセスのために費やす。なぜなら、問題の再定義さえメンバーで共有できていれば、その問題の解決のための行動案を生み出すことは非常に容易になる。そしてこの再定義プロセスではメンバーからのたくさんの質問とそれに伴うリフレクションが重要なポイントとなる。この質問とリフレクションのプロセスが充分に行われるためにはALコーチの存在が不可欠といえる。

質問

アクションラーニングのチームセッションにおいて、質問は核となる。アクションラーニングの父であるレバンスは「次に何をすべきか誰もわからないような混沌とした状況下において、新鮮な質問をする能力こそアクションラーニングの真髄である」と述べている。アクションラーニングでは、メンバーが課題に対する正しい答えをすぐ見つけようとするのではなく、新鮮で適切な質問をすることを重視している。チームセッションの中での質問による様々なやりとりによってふり返り(リフレクション)を導き、課題に対するメンバー各自の視点や前提が明らかにされ、共有されていくのである。その質問のやりとりによるプロセスを経て、課題に対する本当に全員が納得できる解決策や戦略に対するチームの合意が次第に形成されていく。したがって、アクションラーニングのチームセッションが成功する鍵は、質問の質と数にかかっているといえる。

スポンサー

アクションラーニングを用いた研修や組織開発プログラムを組織に導入する場合、必ずその組織の中にスポンサーが必要になってくる。これは日本語でいう意味のスポンサー(単に予算をつけてくれる)だけでなく、アクションラーニングの意義を理解し、組織のどのような問題解決にアクションラーニングを利用したらいいかを理解し、アクションラーニングプログラムがその組織内で認知され、受け入れられることを確信している人物といえる。そのプログラムが成功するか否かはこのスポンサーがアクションラーニングについて理解しているかにかかっているといっても過言ではない。

セッション

「セッション」とはアクションラーニングにおけるチームでの話し合いの場のことを指している。ひとつの課題について話し合う(問いかけ中心で行われます)ために約1時間から1時間半をかけて、課題についてのチームメンバーが考えていることを明らかにし、メンバー間で共有される本質的な問題を明確にしていく。最終的にはチームとしての課題解決のためのアクションプランをたて、セッション終了後に課題解決のための実行を促する。セッションは、アクションラーニングプログラムにとっての核であり、通常、2ヶ月から3ヶ月間に1~2時間程度のセッションを3~5回設定することが理想的である。セッションを省察的な場にするためにはALコーチの役割も欠くことのできない存在である。

組織学習

アクションラーニングは学習する組織を構築する(組織学習を生み出す)にあたって、非常に効果的な組織への介入手段となる。問題解決型学習プロセスが継続的かつ戦略的に組織の中に組み込まれていくためである。その組み込まれ方の特徴として、「チーム活動における学習」をもっとも重視している点にあります。通常の組織への介入手段は「個人学習」に焦点をあてたものが多いが、組織学習まで個人学習を拡大していくのは非常に時間や労力がかかる。よって学習する組織構築がなかなかうまくいかないという結果となる。しかしながら、アクションラーニングではチーム活動における学習すなわちチーム学習に焦点をあて、チーム学習プロセスを支援することで、より早く効果的に組織学習を生み出すことができるといえる。

このページの先頭へ

パブリックセクターマネジメント研究会

高等教育や医療、自治体における組織変革やマネジメントについての討議や研究の情報をメールでお届けします。

入会希望はこちら

メールマガジン

世界のアクションラーニング最新情報、日本AL協会公認のイベント、プラグラム情報をお届けします。

購読はこちら