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アクションラーニングとは

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学習

アクションラーニング手法において学習(ラーニング)はもっとも重要なポイントである。アクションラーニングが他の問題解決手法と異なるのは問題解決の結果だけでなく、それ以上にその問題解決プロセスの中での「学習プロセス」に焦点をあてている点が非常に特徴的といえる。そしてその学習は単純に知識を覚える、スキルを体得するといったものだけでなく、チームによって創られる対話の場でのたくさんの問いかけと問題の本質を探る探求プロセスを大切にしている。問いかけによって、自分、チーム、組織の価値観や信念をも問い直す振り返りによって生み出される新たな考えや行動、そして既存の考えや行動を修正していくプロセスを学習という。この学習プロセスこそが変化の激しいビジネス環境に自律的に対応できる個人、チーム、組織を生み出していくのである。

基本のルール

アクションラーニング(マーコードモデル)におけるセッションには基本のルールがある。(1)質問中心:自分からは語らない。できるだけ意見の形で発言するのではなく、問いかけの形をとる。(2)リフレクションの時間をとる。リフレクションの時間をとるために、ALコーチはいつでもセッションに介入できる。この基本のルールは2つというとてもシンプルなものであるが、アクションラーニングセッションやプログラムを効果的に運営する上で、とても重要なルールであり、アクションラーニングの核となる部分といえる。というのは、個人、チーム、組織に変革をもたらすには、問いかけとリフレクション(振り返り)こそが、変革に結びついていく唯一のステップであり、問いかけとリフレクションなくして個人、チーム、組織に変化は訪れないからである。そこでALコーチはできるだけ問いかけが生じるような場を作り、リフレクションの時間を持つという通常のビジネスシーンではなかなか実行できないことを促進し、エンパワメントしていくことを最大の役割のひとつとしている。

経験の意義

アクションラーニングセッションにおいて、各メンバーの仕事上での経験、そしてチームが問題解決をする中での問題解決プロセス(経験)を振り返ることは非常に重要である。「経験」をどう振り返るかに学習の質がかかってくる。
アクションラーニングの最大の特徴は、単に個人だけで経験を振り返る(リフレクション)ことだけでなく、各個人の経験の振り返りをメンバーどうしてやりとりすることによって、問題解決という目的のために、チームで新しい知を創造していくプロセスが生み出されることにある。
このプロセスが、研修の場、あるいは実際の職場で実践されることによって、チーム学習、組織学習につながっていくわけだが、適切に経験を個人、チーム、組織が振り返る(リフレクション)ことができるようになるために、その支援者としてのアクションラーニングコーチの役割が重要になる。

行動計画

アクションラーニング(マーコードモデル)におけるセッションでは必ず行動計画をたてることをとても重視している。これはアクションラーニングのチーム活動における最重要事項「行動を起こすことと行動から学ぶこと」を実践するためでもある。セッションで再定義された問題に対する解決目標をチームで同意した後、解決目標に一歩でも近づくために行動計画をたてるが、行動計画を問題提示者のみで考えるのではなく、チームで一緒に考え、場合によっては問題提示者以外にも行動計画を立てる人が自然な形で出てくるところがアクションラーニングのいいところである。行動計画にはSMART(スマート)であることが求められる。S(Specific:具体的であること)M(Measurable:結果がみえやすいこと)A(Achievable:達成可能であること)R(Realistic:現実的であること)T(Time-bound:時間の制約があること)。

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